2018年5月7日月曜日

仁淀川キャンプツーリング - 2018/05/03-05

高知の清流・仁淀川を漕いできました。2泊のキャンプを入れて、3日間の川旅です。



初日、まずは肩慣らしで、1時間ほどのショート区間。前日の雨のおかげか、水量もあってすいすい進む。ただ、小さな瀬のパワーも上がっていて、キャンプ地直前で沈した人も..。

ツーリングテント団地
初日、風が強くテントを貼るのも苦労。合計4張。風で飛ぶのを全員で抑えながら、一つずつ。だんだん慣れて、どんどん設置も早くなる。

オリロリ - 自画自賛が止まらない、私お手製の囲炉裏テーブル
トマトときのこの洋風炊き込みご飯
初日の夜ご飯はダッチオーブン x 2。



ブルガリア風赤パプリカの鶏肉煮込み
風が強いのと、料理の用意してたのと、終わるとすぐ飲み始めてしまったので、キャンプの写真が少ない...


二日目、この日は丸一日カヌーの日!キャンプを撤収してスタート。

山と空と川が美しすぎる

瀬を前に、どころなく緊張の面持ち
 しばらく漕ぐと、このコース一番の大きな瀬、"アイスの瀬"(と僕が勝手に呼んでいる)が。ここはしっかりスカウティングする。どのコースを通るべきか、失敗したらどうなるか、みんなでプランを確認。




全員無事クリア!水をかぶりながら完璧なルートで攻略できた。この後、みんなの漕ぎが劇的に変化(笑)びっくりするぐらい上手に。緊張感と達成感が自信と余裕になったんだろう。この後の川下りはペースも上がるし、余裕もでてきた。







すいすい進んで、二日目のキャンプ地に到着。この日は大きな河原に僕らだけ。僕らの笑い声と焚き火の爆ぜる音。それ以外はたまらなく静かな夜でした。



静かな夜が開けると晴天。いよいよ最終日が始まります。

K A Y A K




三日目ともなれば、本当に全員うまくなってきた。流れやコースを読むにも余裕がでてきた。すいすい進むが、漕ぐのがもったいないとも思う美しさ。進めば進むほどゴールが近づいてしまうという寂しさも。



この河原を抜けると、山間を抜け、川が開ける。つまり、ゴールが近づいてくるのだ。


ゴール直前、波川公園では、有名な"紙のこいのぼり"。地元名産の和紙で作られた鯉のぼりを川に流す。水面に漂う色とりどりの鯉のぼりを眺めながら、もう少し下流に進む。



あれよあれよという間にゴールが見えてきた。体の疲労ももちろんある。でも、この川旅が終わってしまう寂しさが残る。あまりにも非日常、あまりにも穏やか、あまりにも静かで幸せな三日間。


次の川旅はどこに行こう?ぼんやりと水に揺れる感覚を思い出す。

I & I Paddles

2018年4月28日土曜日

宮川 - 2018/04/28

三重の清流「宮川」へ。奥伊勢ダムから遡上するSUPツアーのおかげで、ずいぶん知名度があがったエリア。ただ、リバーカヤッカーには流れのない湖面を漕ぐのは辛いのだ... というわけで、湖のバックウォーターが始まる10kmほど上流からのダウンリバー。

体幹鍛えるぞ 系女子


とにかく、きれい。このさらに上流にダムがあり、そのダムで水質は落ちているはずだが、それでもきれい。いくつもの支流・滝からの流れ込みで、下流に進むほど水が透明になっていく。
ちょいと浅すぎたなぁ


ダムの放水パターンが違ったおかげで、想像以上に水位が低かった。こんな場所では、岩を全て避けることはできない。ボトムを岩にぶつけながら進むが、ぶつかり方にもポイントがある。衝撃は柔らかく吸収し、体は常にボートの上にあること。当たった岩を受け流すようにボートを下流に向けること。リーンをかけて滑り込ませる..





小さな瀬がテンポよく現れる。その瀬の間のグリーンウォーターには、川底の石が覗く。

今回のメンバーは昨年の宮川ツアーのメンバーばかりで、昨年のコースより上流を漕いだ。昨年の様子はこんな感じです
 https://iandi22.blogspot.jp/2017/05/20170527.html





浅すぎてスカウティングとポーテージの回数も多く、そういう意味ではハードな川行となりました。当初の予定を変更して、早めに上陸。ちょうど昨年コースのスタートポイント。つまり、宮川をつなぐことができたってこと!



難しいとか危険と言うほどの急流でもない。でも川の流れを読んで、的確にボートをコントロールする技術が必要です。上陸ポイントも限られるので、川の全貌を見た計画も必要ですね。この川を漕げるレベルのパドラーがもっと増えて欲しいな〜なんて思うのでした。

I & I Paddles

2018年4月22日日曜日

MROS 2018 - 2018/04/22

Mt. Rokko Outdoor Session - 六甲山を愛するアウトドア屋さんが集まる、年一回のお祭り。I & I Paddles は「フネ、山に 登る」を具現化すべく、カヌー体験で参加してきました。






今年はほんまにいいお天気。暖かくて、カヌー体験も最後までほぼ満員。ここに参加するのも4回目で、だんだんこちらも慣れてきたのか、運営もスムーズだったかな、と自画自賛です。


昨年から始めた「落書きカヌー」もいい感じ。去年は"絵"が多かったのが、今年は"文字"が多い。そんな変化もあるんやなと興味深い。



今年は、もっと六甲山に近づこうと思ってます。I & I Paddles 山に登る?乞うご期待!!

ファミリーでも参加しやすい半日ツアーを企画しています。ご参加お待ちしておりますー!
5/20(日)@千丈寺湖, 午前9:00-12:00, 午後13:00-16:00 の二回セッション。阪神間からもアクセス便利、でも緑豊かな水面がありますよ

イベント詳細はこちらから
https://www.facebook.com/events/1656468821056225/

I & I Paddles

2018年4月14日土曜日

海津大崎 お花見? - 2018/04/07, 04/14

今年の冬は、寒かった。長く続いた。と思ったら、あっと言う間に春が来て、あっと言う間に桜が咲いて、あっと言う間に散ってった。桜の蕾がほころびていく、あの静かな高揚感を覚えることもなく、いつの間にか、水面に花を見ることになった。

海津大崎の桜も、今年は早かった。短かった。また、間の悪いことに、せっかくの週末に寒波襲来。寒いわ、風も強いわで、カヌーには適さない。そんな中、ちょびっとカヌーを漕いできた。

4/7は大浦湾へ。永原駅から漕ぎ出し、琵琶湖へ入る。しかしまぁ、寒い。風も強い。マキノへ周る予定が、二本松キャンプ場で引き返す。

永原駅前を出発

春の小川をさらさらと



琵琶湖に出ると、桜並木がお出迎え



ちょっとショートコースになったけども、満開の桜を満喫できた。その後はメタセコイアの並木道へ。

大人ですからね。車の邪魔には全くなってないよ

翌週 4/14は、もう葉桜になっていました。しかもかなりの強風。ご参加の皆さんと相談して、せっかく来たからちょびっと漕ごうということで、琵琶湖の周りの短い水路探検。


360度カメラ登場!よーこさん、ありがとう!



ご飯も外では寒いので、I&I バンの中でラーメン食べました。


メタセコイア並木道へも。


漕げないなら漕げないなりに。しっかり遊ぶ。

それでも、今年の海津大崎は外れでした。自然のものだってことを改めて感じる。また来年、その次と、自分のベストを見つけることができたら、最高やね。

ちなみに2017、昨年は満開と晴天と週末が重なってくれてました....
https://iandi22.blogspot.jp/2017/05/20170416.html

I & I Paddles

2018年1月4日木曜日

ブルガリアの年末年始 - 年越し編

今年の年末年始は妻の実家のブルガリアに来ています。ここでは、クリスマスイヴとクリスマスがメインイベントで、家族が集まりお祝いします。大晦日の夜〜元旦は友人や家族とパーティという人が多いです。クリスマスの街は静かで車も少ない。大晦日の年明けの瞬間は街中で花火があがります。

意外なことに、26〜30日は仕事の人も多いです。休む人も少なくないが、わざわざ休みをとるみたい。そして新年は2日からほとんどの人が仕事です。

大統領府
年越しは、ソフィアの中心のカウントダウンへ。国会 や大統領府、政府機関が立ち並ぶエリア。と言っても同じ建物の中にカフェやブティックやバーがあって、よくわからんのですが、とにかく中心エリアに、国立劇場イバンバゾフがあります。

この国立劇場の表階段、遠い昔に猿岩石が野宿してたみたい。そんなムービーもみたことありましたが、劇場の前は広場になっていて、毎年ここに大きなステージが用意され、パーティ会場になっているみたい。妻は20年ぶりとのこと。

政府機関エリア

警察のボディチェックでビン類の不所持を確認されて、会場へ。ステージではいろんなバンドが出演している。ブルガリアの超メジャーミュージシャンで、誰もが曲を知っているみたいなんだけども、僕は知らない。

光ってるのは後方用のディスプレイ。右手に国立劇場

ディスプレイの前方にようやくステージ
そうこうしていると1分前。ディスプレイでは秒読み開始。10秒前からはちゃんと僕もブルガリア語でカウントダウン。ゼロと同時に花火の嵐。むっちゃ近いところで鳴るもんで、ものっすごいやかましい。ちなみに、年配の方は戦争を思い出すから嫌いな人もいるらしい。


花火が終わると"ホロ"タイム。ホロはブルガリアの伝統的なダンスのこと。みんな手を繋いで一列になって、ステップを踏みます。ステップにも種類があって、基本的な数パターンはほとんどの人ができるみたい。少し応用編になるとわからない人も増えるけど、みんな上手な人のステップを見よう見真似で覚えていく。



おじいちゃんおばあちゃんから、若い人までみんなでホロを踊るのがいい感じ。僕も少しは覚えていたけど、今度はもうちょっと練習していきたいもんです。

日本やったら、盆踊りとか阿波踊りとか郡上踊りとか、そんな感じかね?日本でも踊りたいね〜



I & I Paddles

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2018年1月3日水曜日

ブルガリアの年末年始 - スキー編

ところで、今年の年末年始は妻の実家のブルガリアに来ています。ここでは、クリスマスイヴとクリスマスがメインイベントで、家族が集まりお祝いします。大晦日の夜〜元旦は友人や家族とパーティという人が多いです。クリスマスの街は静かで車も少ない。大晦日の年明けの瞬間は街中で花火があがります。

意外なことに、26〜30日は仕事の人も多いです。休む人も少なくないが、わざわざ休みをとるみたい。そして新年は2日からほとんどの人が仕事です。



そんな年末年始の休日、首都ソフィアの近くのスキーリゾート Borovets にいってきました。異例の暖かさで雪がむっちゃ少ない!例年なら、最高気温でもプラスになることが珍しいぐらいなのに、今年は最低気温でようやくマイナス。そんなわけでコンディションはいいとは言えませんが、楽しくスキーしてきました。



スキーは、楽しく滑れたらええわってぐらいなので、スキー事情も全く知らんのですが、いいなぁと思ったところ。


【1】世界共通なので迷うことがない!
街中ではいろんなマナーや、オーダーの仕方、何かと文化習慣が異なるので戸惑うこともあります。こんな感じでいいのかな?といつも確認している感じ。でもスキー場でやることは世界共通。レンタルのシステムも、リフト券も、リフトの乗り降りも全部一緒。で、滑る!楽しく安全に滑る!

グローバルなスポーツってそういう良さがありますね。考えてみたらカヌーもそうだわね。


【2】バーがある!レストランがある!プールがある!
日本のスキー場でもホテル街・民宿街がありますが、ここ Borovets にはバー&レストラン街があります。家飲みよりも外飲み派の僕にとっては、とても楽しい。

あくまで僕の主観的な典型的イメージですが、
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日本ヨーロッパ
スキー終了スキー終了
宿に帰って内風呂ホテルに帰ってシャワー
温泉タイムジム・プール・サウナ・ティータイム
浴衣に着替える外着(時にお洒落)に着替える
宿で鍋出かけてレストラン
部屋で飲み会ブラブラとバー
各自布団へ各自ホテルへ
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みたいな感じ。どっちもいいんだけど、僕みたいな「ブラブラしたい派」なら、こっちのスタイルが楽しいと思う。でも日本の温泉は捨てがたい..そして温泉に入ってしまうと、ブラブラする気はなくなるよな。難しいところだ。




ただ、日本でも「外でブラブラ派」が増えて欲しいと思ってるし、実際サービスも増えていると思うし、増えたほうがいいと思う。外国人観光客向けのサービスには積極的に必要だろう。消極的な理由もある。宿で囲い込むスタイルは、サービスそのものの宿のローカルルールが強すぎて外国人・他地方人・新規客にはわからないことが多い。全国展開しているチェーンに負けてしまう一因にもなる。


また、宿で囲い込むスタイルは、一つの宿が全て(風呂・食事・部屋・スキー整備、など)を提供しなければならず、リソースに限界がある。小さな民宿には無理だ。何かに特化して、周囲のサービス提供者と協力できたほうがいい。

なんてことをエラソーに..。あくまで典型的なイメージで、本当はみんないろんな努力をしていて、いろんなサービスをしているんだと思う。外国人が増えている白馬やニセコはどんな風に変化しているんだろうな。I & I もうちにしかできないサービスをもっともっと洗練させていきたい。

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2018年1月1日月曜日

あけましておめでとうございます - 2018/01/01

旧年中は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます
本年も相変わらずのご愛顧の程お願い申し上げますとともに
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます

I & I Paddles として3シーズンを終え、4シーズンに入ろうとしています。やらなあかんことや、やりたいことだらけで焦る気持ちもありますが、今年はこの言葉を胸に頑張りたいと思います。


『水滴りて石を穿つ』

年末にたまたま見かけたこの言葉。今の自分にすごく大切な気がしました。直感。考えてみれば、川も海もこうやってカタチを作っていったのよね。奇巌が作る光景も、巨岩を穿つ甌穴も、磯も河原も白激も。その歴史と僕らは遊んでいる。

水滴石穿。『小さなことでも積み重ねれば大きな結果を生む』ということですが、この言葉にはもう少し他のニュアンスもあると思う。『"思わぬ"結果を生む』ということ。水滴は、石に穴を開けようと滴り落ちていたのではない。たまたま。自然が為すままにやるべきことをやっていたら、結果がカタチになっていたということ。

ほんまにコレでええのかなと疑い始めると動けない。狙った結果とは違っても、やり続ければナニカにはなるだろう。カヌーは僕にとって、まさしくそんなものやったからな。

そんな気持ちで頑張ろうと思いますが、応援と「何してんねん、お前は」というツッコミは是非ともお願いします。

皆様にとって、辛いことがありませんように、辛いことがあっても少なめであるように、辛いことがあってもそれよりも楽しいことのほうが多くありますように、そんな一年でありますように祈っております

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