2017年4月8日土曜日

桜、霧、京、宇治川 - 2017/04/08

雨の名神を走る。カヌーツーリングには、雨は全く問題ない。とは言え、準備・片付けや体の冷えを考えると、晴れほどに晴れ晴れしい気持ちには、ならない。僕が子供の頃は、桜と言えば始業式の週だったように思う。それがずいぶん早くなり、そして今年は遅くなり、その季節を彩る桜を見ながら、でもやはりこの季節の春の長雨に遇う。



宇治川に着いてみると、小雨に変わっていて、ああ、よかったと着替えを済ませ、川に出る。さっきまでの雨、水と空気の気温の差で、水面に霧が立ち込めていた。



霧の向こうに、ぽつりぽつりと淡く明るい模様が見える。 どこか、知らない世界に迷い込んだみたい。



背景が青い空でも構わないけど、この雅で艶やかな京の桜は、ここでしか見れなかったと思う。


いつも宇治の発電所の放水が激しいので、スカウティング。上陸がてら散歩。



こんなカッコで歩いていると、目立つんだが、開きなおってるとあんまり気にならない。そして、意外に視線を感じない。なんだあれ、と思ってるんでしょうけど。気にしない。

してたら、子どもが一人、おっちゃんら何でこんなかっこしてるん?周りの大人も聞き耳を立てる。さすが、子ども。言いたいことを言う。大人でも言えばいいのに。おっちゃん、カヌーで上から漕いできてんで、ほんでいま休憩やねん、今からまた下流に漕いでいくねんで。へえ〜。



また漕ぎ出すと、さっきの子どもが橋の上で待っていてくれてた。おーい、おーい。ずっと手をふってくれた。人が多いところで漕ぐと、見世物というか晒し者というか、とにかく手をふる機会が多い。

でも、今日のあの子が手をふってくれたのは、なぜか、いつもよりうれしかったな。


今日は、神戸・三宮の Beer Cafe Laugh'in のユースケさんたち。高校でレーシングカヌーをしてただけあって、がっつり水を掴んで漕ぐ。しっかりとスピードをのせてくる。その辺は僕も勉強やね。

速く漕げたら、もっと遠くへ行ける。もっと遠くに行くために速く漕ぎたい。リバーカヤック乗ってても、ファルトに乗ってても、ボートが進む感覚を大事にしたいな

I & I Paddles
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