2017年8月23日水曜日

日高川ツーリング - 2017/08/23

カメラを忘れるという失態。僕のiPhone7は、夏が始まるずっと前から、ガラスに芸術的な模様が入り、ペリカンケースから取り出せない。今日は、参加者の方が持参されていたので助かった。

今日は、ファルトボート持参でご参加の3名様。もともとお知り合いで、誰かが始めて、そのうちみんなするようになったとのこと。なんか、ええな、そういうの。僕は一人で始めて、一人で寂しく漕いでたので、羨ましいのだ。そういうのが。

全員ファルトなので、今回は僕もファルトを漕ぐ。三人のファルトを見ると、どれもかわいい。フジタの古いレトロなファルトや、最近のものであってもカラーリングのセンスがいい。ウェアやギアにしても、少しずつでもおしゃれなアレンジが入る。

どうしても、カヌーのギアはダサいものが多い。くわえて、ほとんどの人が少しずつギアを足していくもんだから、色合いにしろデザインにしろ、ちぐはぐになってくる。それを繰り返していると、もう、ええか、どうせ誰も見いひんのやから、ダサくても。となる。

この三人は、そうなることを自然と避けるセンスの持ち主なのだ。やっぱり、こういうカヌーの楽しみ方がないと、あかんよね。ガイドをしてると、それどころじゃないことが多いんですが、こだわり、大事。

今年の夏は、日本でいちばんふざけた格好のガイドを目指してみた。どうすかね?



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2017年8月20日日曜日

白浜・円月島 - 2017/08/20, 27


2週連続白浜へ。真夏の白浜は初めて。昨年から何回も来る機会はもらっていたけれど、人と車で溢れる最繁忙期に来るのは初めてだった。



いや、浮ついてるね。なにこの浮ついた空気。夏の、海の、観光地の。海外のリゾート地ともまた違うんやろな。全員が遊ぶためにこの場所にいる。この場にいる全員がウキウキしているんやね。その中心は間違いなく白良浜なんだろうけど、パラソル溢れるビーチを横目に素通りし、僕は僕で、この土地で飛びっきりの楽しみ方を知っているのだ。



円月島エリアには、グラスボート会社や、京都大学水族館、南方熊楠博物館、その奥に番所山公園がある。”番所”はそのまま見張りに適した、四方に開けた”でべそ”のような岬だ。四方に開けていればこそ、波も八方から受ける、漕ぐには難しい場所でもある。だから、この番所山を”ぐるり”と漕ぐ機会には今まで恵まれなかったのだ。


でもこの”ぐるり”が円月島巡りには、最高のコースとなる。実は番所山の岸壁部は円月島と地続きで、同じ岩石でできている。浸食によって、小さな円月島とでも言えるような奇岩、岸壁が続き、豊かな磯を作っている。





臨海浜を漕ぎ出し、大きく浸食された壁を巡り、沖に向かって塔島へ渡る。 岩礁を超えるたびに波の様子が少し変わる。時には細い水路も抜ける。目を水面下にやれば複雑な形の岩の間を泳ぐ魚も見える、顔を上げれば眩しい夏の海が広がる。ああ、これですよ、これ。



上陸休憩後、まずは円月島の裏側、陸地からは見えない方に来てみる。干潮時には岩礁に遮られほどよいプールになっている。20日に来た時は干潮、円月島の”穴”も浅くて通れない。27日にはなんと、ほどよく潮位があがり、漕ぎ抜けることができそう!


まずは、この機会をずっと狙って企画してくれていたIさんが通る。続いて皆さん通る。みなさん、この白浜が地元の方々ばかり。見飽きるレベルの観光名所、岸からすぐそこだけども、ある意味遠い。通るなんて考えたこともなかったような。そんな地元の魅力を体験してもらいました。




くぐって感じたけど.. でかい!もっとコンパクトなのを想像してたけど、巨大な何者かの股ぐらを抜けていく感じ。上空を飛行機が低く低く飛んでいった。





白浜は、それだけで大きな観光地。もっとも成功している観光地の一つだ思う。でも実はほんとに自然が豊かで美しい。そんな場所で、いちばんアナクロな遊びをしてみた。そういうのがすごく大切で、かっこいいと思ってる。




ちなみに!
円月島は上陸禁止:島全体がもろい岩石でできているので、触ればぼろぼろ崩れます。事故防止、島の保全のため上陸禁止です。それがジェットで遊びにくるアホがようけおんのや..
カヌーで漕ぐのはOK、でも:周囲の海水浴場は条例で出艇・ 漕行禁止。ダイビングエリア、グラスボート航行エリアに注意。


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2017年8月19日土曜日

白崎海岸シーカヤック - 2017/08/19

GoPro 持ってきてくれました!

カップル x 3 と 独り身女子大生 の7名ツアー。JD以外のカップルはみんな同世代で、たまにはそういうのもよかったな。



海岸線に打ち寄せる波は、一つの方向からやってくる。当たり前みたいだけど。打ち寄せるときに海岸線方向にまとまるわけやけど。岬は、その海岸線をくるっとまとめてしまうので、四方八方から波がやってくる。カヌーで漕ぐには難所となる。



白崎は、完全にそういう岬。ここは波がないけど、あそこは立ってる、みたいなのが毎回違う。何回も何回も漕がなければわからないんだろうな。


今回は立巌(たてご)周辺の波が落ち着いているのがラッキーだった。カヌー経験ありのグループは立巌潜りにチャレンジ。タイミングを読んで、波が通り抜ける一瞬を狙って漕ぐ。迫り来るような巨岩をすり抜ける。初心者号は次回挑戦ね。



うねりは少ない。真っ白な白崎に近づいてみる。カヌーあるあるの一つだけども、カメラのファインダーを覗いたときに、思っていた構図と違いすぎるということがよくある。カヌーが小さすぎるのだ。遮るものが何も無く直線距離を移動できるとき、僕らの間合いも変わる。すぐ近くだと思っていた隣のカヌーが、小さく小さくカメラに映る。




ここに上陸できるタイミングもラッキー。小休憩。この先しばらく、思い思いにパドリング。カップルが一緒に漕いでいるのをみてJD、「ええなぁ」。何を言うとんねん。さっさと彼氏でも作ったり別れたり作ったり別れたりしたらええでしょ、あなた。



お昼はプライベートビーチ。ここはいい磯もあって泳ぐのも最高!ここで1日過ごすのもアリやけどね。カヌーはまだまだ続きます。



十九島を抜け、黒島へ。黒島の洞窟潜り。海岸線からほんの2kmほど。そんな距離にこんな場所があることに驚かさせる。波が無ければ入れる小さな洞窟も。壁面を押しながら進む。ここがまたきれいんや。






満潮に近く上陸ポイントに”陸”はほとんど消えてたけど、最後にちょびっと泳ぎます。






また黒島を巡って、衣奈ビーチへと帰ります。



最後、またボートカフェでコーヒータイム。これが最高やわ。


帰り道、夕焼けがきれいに見えた。つまり..日が落ちるのが早くなったってことやね。湿気が落ち着いた夏後半。


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2017年8月14日月曜日

琵琶湖ツーリング - 2017/08/14

琵琶湖で貸しきりツアー。毎年呼んで下さる3世代ファミリーさん。今年はショートコースながら、いろんなことがありました。子供たち二人、最後までよく頑張りました!


海津の湾内ツーリング。ほどよく曇りでいい感じ。



このおチビちゃんが、ずっと元気に楽しんでくれました。すごい!ありがとう!


おじいちゃんおばあちゃんは、一人乗りに挑戦!かなりスイスイ進みますが、バランス感覚も必要です。かなりいい運動になったと思います。


小学校前の水路に入る。葦の間を抜け、琵琶湖湖畔の生活の、水との近さを感じる。ずっとこういう生活を続けてきたんやろうな。羨ましい。


最後に記念撮影。こいつはこの夏イチバンのオチョケやったなぁ。


改めていうことでもないですが、琵琶湖も本当に奥が深い。この淡水湖の楽しみ方も、もっともっと開拓していきたいな

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