一般パドラー向けというより、カヌースプリントの現役競技者がメインの試合。1.4kmの一般部門もあるが、スクール艇をレンタルせねばならずやはり"一般参加"ということでもない(今回はこの部門がとても盛況でした。めっちゃいい感じ!)。
というわけで、僕のライバルは毎日部活で練習している高校生や大学生で、はっきり言って敵うわけがないのだ。
勝負にはならないが、それでも参加する理由がある。
「一年間で最もきつい」「現役選手と比較できる」
このレース、自分の身体的負担としては一年間で最もきつい。カヌーツアーやラフティングの仕事に比べてもかなりきつい。自転車やランで回送する時よりきつい。こういうのを一つ経験しておくと、気持ちが少し引き締まる。僕の体力の最後の最後はお客さんと自分の安全のために残しておくべきだが、どこが限界(正確には"限界に至らないライン")なのかをカラダで知っておくのは大事かなと思う。
ここ数年ワイルド競技のトレーニングをしてきて、自分のパドリング技術が上がっているという実感がある。パワーだけではなく、キャッチ、ドロー、キック、ひねり等々、艇を進ませるための全身を使う。まだ全身が連動しているとは言えないが、逆に「まだまだ改善できる」という実感もある。20年前に想像していた中年とは全く違う笑
ただ、その僕一人の実感を客観的な記録にしてみるのも大事なことで。現役選手に交じって漕ぐことで、その比較ができる。うまく言えないが"タイム"だけではない情報が得られる、気がする。
ちなみにタイムはこんな感じ。
2017年 63分28秒942019年 67分21秒992021年 62分12秒55
トップ選手は50分を切るので、比べ物にならない。
次のレースは関西ワイルド4/11(日)。今度は短距離決戦で3分ほど。あと一ヶ月で"全力3分"を可能にするカラダにしていきたい。
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