2018年6月17日日曜日

北山川 ワイルド練とひとりムササビ - 2018/06/17

北山川にワイルドウォーターの練習へ。今月末、月をまたいで、北山で試合があるのだ。



6/30(土)じゃばらカップ ダウンリバーレース
7/1(日)近畿ブロック大会

土曜のほうはオープン参加可能(艇のレギュレーションもない、かな?)のダウンリバー、ファンレース。日曜は国体本戦出場をかけた競技会、今年も運良く、兵庫県代表として出場するのだ。北山川最大の瀬、"音乗り"を漕ぎ切ることができるだろうか?というのが今回最も不安なポイント。



というわけで、音乗りで準備を済ませ、さぁ練習だと思ったら、なんとコースはさらに下流の上滝〜小松らしい。下ろした艇をまた積み込んで、小松-上滝のトンネルに向かう。ここは川の湾曲の根元部分にトンネルがあって、非常に回送が楽。歩いても苦にならないのだ。

目標4本。最初の1本目は筏に追いついたり、また戻ったりしながら漕いでいく。杓子の落ち込みで岩にあたって逆向きにされ、ムササビのエディに取られてコースアウト。コースアウトすると15秒は無駄になる。絶対に避けたい。

筏を見送る
2本 目。今度は筏がいないので、ノンストップで漕ぐ。1本目のおかげでラインはわかっている。何とか、そのラインにのせていきたい。杓子はギリギリ成功。ムササビも、エディに取られかけたものの、なんとか必死にラインに戻すことができた。

珍しい光景
ムササビではカヤッカーが数名いたようだが、こっちも必死。会釈もせずに通りすぎた。失礼しました。

ノンストップで漕ぐと、やはり疲労が増してくる。1本目では綺麗に漕げたラインを外すようになる。本当に小さなエディラインやボイルの突き上げで、ラインがぐにゃりと曲がっていく。それを修正するためのパドルを入れるが、一番したくないのはブレーキをかけること。アクセルは緩めたくないのだ。

小松の瀬の右カーブ、インコースのショートカットを狙う。インに入りすぎるとエディにとられて失速、艇が上流を向いてしまう。アウトにいくと流されて大回りしてしまう。その絶妙なラインを狙っていくのだ。

調子にのってスピードをつけすぎ。想定よりも早い段階でインに入ってしまった。そのまま河原の石に激突。かなりスピードがついていたので、これはやばいと思ったら、足元に水。すごい勢いで浸水。ゴールまで200mほどだが、それも間に合いそうにない。すぐに艇から降りて、ぶつけたバウを見る。



がっつり穴が開きました。結局ワイルド練は2本で終了。

10年ぐらいこれに乗ってる。好きなのは確かだけども、
買い換える機会(お金)がないだけとも言う。

今度はフューズに乗り換えて、もう1本。カヤッカーはもう下った後で誰もいない。本当に久しぶりの"ひとりムササビ"。すごく懐かしい。今も昔もプレイは何もできないんだけど、サーフィンを楽しむ。

バックウォッシュの突き上げが楽しい。水の力で、大の大人が突き上げられるのだ。勢いよく一箇所に集まった水がぶつかりあって、上方に吹き出す。練習すれば、その流れを使っていろんな技ができる。僕は全然プレイが上手くならず、いまも何の技もできないんですが。

でも総合力は上がってると思う。以前より、視界が広い。サーフィンしながら座る位置を確認したり体を動かしてみたり。サイドで水を抑えながら、上流から流れ込む水を見たり、背後に突き抜ける水を見たり、横から流れていく水を見たり。エディを見たり、河原をみたり、さらに上流をみたり、山を見たり。また下流をみると、スターンを食われて沈。上空にあがっていくバウを見ながら、自分を飲み込む白く激つ水を見る。

I&I Paddles

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