2017年8月19日土曜日

白崎海岸シーカヤック - 2017/08/19

GoPro 持ってきてくれました!

カップル x 3 と 独り身女子大生 の7名ツアー。JD以外のカップルはみんな同世代で、たまにはそういうのもよかったな。



海岸線に打ち寄せる波は、一つの方向からやってくる。当たり前みたいだけど。打ち寄せるときに海岸線方向にまとまるわけやけど。岬は、その海岸線をくるっとまとめてしまうので、四方八方から波がやってくる。カヌーで漕ぐには難所となる。



白崎は、完全にそういう岬。ここは波がないけど、あそこは立ってる、みたいなのが毎回違う。何回も何回も漕がなければわからないんだろうな。


今回は立巌(たてご)周辺の波が落ち着いているのがラッキーだった。カヌー経験ありのグループは立巌潜りにチャレンジ。タイミングを読んで、波が通り抜ける一瞬を狙って漕ぐ。迫り来るような巨岩をすり抜ける。初心者号は次回挑戦ね。



うねりは少ない。真っ白な白崎に近づいてみる。カヌーあるあるの一つだけども、カメラのファインダーを覗いたときに、思っていた構図と違いすぎるということがよくある。カヌーが小さすぎるのだ。遮るものが何も無く直線距離を移動できるとき、僕らの間合いも変わる。すぐ近くだと思っていた隣のカヌーが、小さく小さくカメラに映る。




ここに上陸できるタイミングもラッキー。小休憩。この先しばらく、思い思いにパドリング。カップルが一緒に漕いでいるのをみてJD、「ええなぁ」。何を言うとんねん。さっさと彼氏でも作ったり別れたり作ったり別れたりしたらええでしょ、あなた。



お昼はプライベートビーチ。ここはいい磯もあって泳ぐのも最高!ここで1日過ごすのもアリやけどね。カヌーはまだまだ続きます。



十九島を抜け、黒島へ。黒島の洞窟潜り。海岸線からほんの2kmほど。そんな距離にこんな場所があることに驚かさせる。波が無ければ入れる小さな洞窟も。壁面を押しながら進む。ここがまたきれいんや。






満潮に近く上陸ポイントに”陸”はほとんど消えてたけど、最後にちょびっと泳ぎます。






また黒島を巡って、衣奈ビーチへと帰ります。



最後、またボートカフェでコーヒータイム。これが最高やわ。


帰り道、夕焼けがきれいに見えた。つまり..日が落ちるのが早くなったってことやね。湿気が落ち着いた夏後半。


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2017年8月14日月曜日

琵琶湖ツーリング - 2017/08/14

琵琶湖で貸しきりツアー。毎年呼んで下さる3世代ファミリーさん。今年はショートコースながら、いろんなことがありました。子供たち二人、最後までよく頑張りました!


海津の湾内ツーリング。ほどよく曇りでいい感じ。



このおチビちゃんが、ずっと元気に楽しんでくれました。すごい!ありがとう!


おじいちゃんおばあちゃんは、一人乗りに挑戦!かなりスイスイ進みますが、バランス感覚も必要です。かなりいい運動になったと思います。


小学校前の水路に入る。葦の間を抜け、琵琶湖湖畔の生活の、水との近さを感じる。ずっとこういう生活を続けてきたんやろうな。羨ましい。


最後に記念撮影。こいつはこの夏イチバンのオチョケやったなぁ。


改めていうことでもないですが、琵琶湖も本当に奥が深い。この淡水湖の楽しみ方も、もっともっと開拓していきたいな

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2017年8月13日日曜日

丹後半島シーカヤック - 2017/08/13

正直に言います。この日はちと残念でした。行けるかなという予報でしたが、ウネリが入って洞窟巡りは難しい。風も風波ほとんどなかってんけどね.. 沖合を漕ぐには全く問題なくても洞窟に近づいてこそのコース。

結局、午前中は湾内でカヌー体験、午後はフリーで漕いで泳いで遊んで温泉入って帰ってきました。




かなちゃん、さなちゃん、また遊びにいこうね

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2017年8月11日金曜日

白崎海岸シーカヤック - 2017/08/11

台風18号で連休がつぶされたものの、僕はようやく体を休めることができました。涼しくなって頭も少し働くようになってきた。ところがこのポンコツ頭、むちゃくちゃ記憶力が悪い。素晴らしい夏の体験をしたんだから、忘れたくはないのだ。


お盆最初のツアーはシーカヤックで白崎海岸〜黒島コース。白崎の絶景と、和歌山の島も磯もビーチも洞窟も楽しむ、かなり盛りだくさん。もともと日本海へ向かう予定だったが、予報はイマイチ。急遽太平洋へ向かうことになった。





立巌(たてご)を抜け、白崎へ向かう。真っ白の岸壁が視界を覆い、自分の身体のサイズ感を失う。もっと近くに寄りたいけど、この付近は波が高くなりやすく、かつ岸壁はアンダーカット。注意しながら進む。




洞窟のある磯で休憩。

しかし休憩せずに遊ぶ。









ここから黒島へ向かう。島へ渡るのは、沿岸を進むのとはまた違う興奮がある。


 みんな黙々と漕ぎ出す、僕がすごく好きな時間でもある。ふと漕ぐ手を休めると、痛いほどの静寂のむこうに、波と風とうねりが作る微弱ドローン。


遠くに見えていた島も、あれよあれよという間に近づいてきた。


いよいよ黒島の洞窟探検。その前に、日陰で体を冷やす。






満潮時には消えてしまう上陸ポイント。島には上陸できるポイントが多くない。ここはちょうど日陰になっていい感じ。


休憩が終わっても、また洞窟に入ってみる。光が水中に差し込み、言葉にならない美しさ。





島の景観を楽しんで、本土に戻る。ゴールはすぐそこ。


ラストスパート。頑張るしかない!


ゴール。最後は海水浴で体を冷やす。


ゴールの衣奈海水浴場には、いい感じのカフェがある。冷たいコーヒーを飲みながら、地図で漕いだ場所を確認したり、写真を見たり.....。漕ぐのはすごく楽しいけど、カフェってすごく大切。そう思った1日なのでした。




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2017年8月4日金曜日

初めてカヌーした日のこと

お客さんとそんな話をしたもんで、昔のブログを漁ってみた。当時 mixi 日記の全盛期、外部ブログに日記を綴っておりました。その時のものがそのまま読める。


2006年7月15日、フジタカヌーの木津川でのスクールが初体験だった。子供のころ、親父に連れてってもらったこともあるので、初めてでもないし、その影響もあったんだろうが、自分でやりたいと思ってやってみるのは初めてだった。


その年の春、天啓を受けたかのように"カヌーで川下り"の妄想にとり憑かれ、挙句、乗ってみることもなく購入。納品を待ちきれずフジタのスクールに参加する、という無茶苦茶ぶり。

スクールでのことはよく覚えているんだが、今考えてみると、2,30人に一人のレベルでよく漕げていたと思う。行きたいところに行ってたし、岩を避けたりとか当たり前のようにできてた気がする。

というのも、2ヶ月ほど妄想の中でイメージトレーニングを繰り広げていたから、なのだ。加えて、その1回で上手くならなければいけないというモチベーションの塊だったのだ。その次からはもう一人で漕ぐつもりだった。



スクールに通うだの、ツアーに参加するだのという発想は皆無。自分で漕いで、絶対に帰ってくるのだという決意しかなかった。

なんでやろ?



という訳で、その日の日記をコピペ。

最近、想像だけで幸せになれるコトがある。これを人は妄想と呼ぶのだが、ある妄想にとりつかれている。
ゆらゆら流れる川にフネを浮かべる。そんに大自然でなくてもいい。水も透き通らなくてもいい。ゴミが浮いてなければいい。高い溝に囲われてなければいい。ちょこっと漕いで、ちょこっと荷物積んで、天気がよければちょこっとビールでも飲んで、少し冷えればコーヒーでも飲んで、プカプカ煙草くわえて、流されたい。

あぁ。
もう二ヶ月ほど、この妄想とともに生きています。

そしてやっちゃいました!!もう注文したもんね!!!!土曜日に体験教室に行ってきた~!!
あまりにその事ばっかり考えてるから、順番ばらばらやけど(買った後、モノが届く間に体験教室に行く)、もう、やってもたもんよ!! 
体験教室は、奈良と京都の境の木津の笠置というところであったんですが、前日楽しみで寝れなかったもんね!!フラフラしながら行ったけど、行ったら眠気全く感じなかったもんね!! 
沈(チン)!! するはずもないところで沈したもんね。ちょっと流されてどうしたらいいのかわからんで、ちょっと不安やったもんね。でも水は気持ちいいですよ。川の上はね、別世界ですよ。見たことない風景が広がりますよ。水面が近いですよ。高さとしては、水面より下に腰下ろしてるわけやから。初心者やから上手くいかんけど、パドルが流れを捉えたとき、自分の力が水の流れと一緒になるんだな。フネが流れに乗ったとき、本当に川面を滑っているというのを体で感じるんですね。 
今回は自分のフネではなくレンタルだったんで、迷うことなく底を擦ったり岩にぶつけたりしてましたが。今週中には届く予定です。楽しみであります!!
ちなみに二人乗りにしました。皆様誘われて下さい。

数日後の日記。


最近の僕の妄想の全てはカヤックであって、僕はそのことさえ考えていれば幸せなのである。というわけで、世の全ての雑事がど~でもいいことのように感じてしまう。俗世には初めから関わっていないとも言えるが、ど~でもいいと思ってしまうのは、自分の悩み・疑問の全てのことだ。 
僕はいつも大きな本屋に行くと嬉しくなって、傍から見れば小難しい本を、いろいろ手にとってみて、パラパラやって「ふ~ん」とか「ほ~」とか感じて、ちょっとでも肥しになればいいな、と思っている。そのために本屋に行く。出て行く時には、ちょっとだけ得た新しい見解を、ふらふらセンター街を元町のほうに歩きながら、反復したり、元々の見解との整合性を考えたりしてる。 
昨日、ジュンク堂に行った。そんなこと全くしなかった。しようともしなかった。「カヤックの本てあるかな~」「ないな~」「なんでないねん!Shit!!」という訳で地図を見て「お、こんなところに川あるな~どんな川かな~」「バイクで行くならこの道かな~」「お、湖もあるな~」「どんなとこかな~」と、次第に空想が楽しくなって、本棚の前にしゃがみこんで地図見て、やたらニヤニヤし始める。こんなところでニヤニヤしてはいけないことは知っている。でも、ええやん、そんなこと、だって楽しいもん! 
という体たらく。これぞ現実逃避。いやいやむしろ現実は川の上にある。あの自然に接して、現実といわずして、何が現実か。ビルの間をせこせこと歩き回ることが、真に現実ならば、誰もそんなに悩まない。東京に住んでストレスたまるヤツもいないはず。という訳で、僕のこの妄想と、それに向かうことこそが、現実である。川の流れに乗ることが、あの感覚こそが現実である。 
あ~駄目だ。 
こんなことしてたら、ややこしい音楽への興味もなくなるし、ややこしい研究への興味もなくなる。それどころか、「働く」ということへの一切の否定が待っている。世俗との一切の隔離。 
それは駄目。ニート。川上ニート。
ところが駄目だと言い聞かせても、顔はニヤニヤしておるのである。

どうしたらいいですか?

まだカヤックしたと言うても一回だけやからね。何回かするうちにいろいろ感じることがあって、そうして現実復帰するでしょう。それまで待たねばイカンのでしょうなぁ。


あれから10年、未だに楽しくて仕方がない。