今年、何度も来てくれてる友人と、その会社の同僚の方々。何度も来てくれてたけど、いつもタイミング悪く"清流"には逢えなかった。なので今回はちょっと遠出の日置川です。高速が南に伸びて、日置川も日帰り圏内となりました。JR大阪駅を6時半に出発、現地着9時半。
神戸に比べると、南紀は少し暖かい。里から眺める深い山。山間を流れる、透明で、静かな水。ただし、漕ぐには少なめ。ほとんどの瀬がポーテージ必要なぐらいの渇水なので、距離は短めに。
ポーテージとは、漕ぐことができない区間を歩いて移動すること。浅瀬の手前で降りて、歩きます。ほとんどの瀬は50mほどなので、ちょっと歩いてまた乗ってを繰り返して、川を漕ぎ進む。
今回は、お客さんは河原を歩いて、僕がカラ船をロープで引っ張りながら流す"ライニングダウン"。水上ではスイスイ進むカヤックも、陸上を運ぶのは大変なので.. ツーリングには必須のテクニックです。
スタートポイントで I & I Paddles お手製のチキンのトマトソース煮込みを召し上がってもらい(今回はかなりよくできていたらしい)、ツーリング途中でまた休憩。
上陸ついでに、八草の滝へ。
テンション上がって、冬の滝行
陸上からはアクセスできない、幻の滝。漕いでいったからこそのご褒美ですね。
滝を後に、清流を漕ぐ。ツアーでは原則、僕が先頭を漕ぐ。道案内ですから。でもたまに入れ替わってもらう。同じ場所を漕いでいても、前方に誰かいるのとそうじゃないのは、風景の入り方が全然違う。誰もいない、まったく静かな水面にフネが跡をつけていく。
その静かな静かな風景に、いつしかみんな入り込み、自分の吐く空気が山に混じるのを感じるのです。
山と水に、気持ちがずいぶん洗われました。後ろ髪ひかれつつ、終了。冷えた体をエビネ温泉で温めます。
車に乗ると、爆睡。僕も途中で休ませてもらいました。大阪に帰ってきました。人口密度にビビる。みんないろんな気持ちで、ここで生きてるんよな。でも、たまには川にいらっしゃい。
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